少人数学級の早期実現に賛成はむずかしい?

文教福祉常任員会(第1回文教福祉常任委員会(R3.1.19))で
「教育格差をなくし、子どもたちにゆきとどいた教育を求める請願」の審議が行われました。
が、賛成少数で否決されました。

国から、公立小学校の全学級を40人から35人学級に、5年間かけて進めていく方針が出されたのが先月の12月。その方針が出されたことは、教育環境改善への一歩だと思っています。でも、今の教室は、コロナ禍の中、児童同士が十分な距離をとれない状態で、これまでも問題視されていました。
5年間かけていては、遅いんじゃないかということがあり、今回の請願となったようです。

                 請願趣旨
 すべての子どもたちに豊かな教育を保障するためには、教育条件の向上は切実な要求です。
 新型コロナウイルスの感染拡大で3月から5月まで休校措置がとられました。6月に再開してから
は、消毒や検温、手洗いの徹底などの感染症予防対策をとりながらの学校生活を送っています。
 多くの行事や学習活動が制限される中、休校措置の遅れを取り戻すための密な学習が進められ、
子どもたちに大きな負担を与えています。不登校や、登校渋りも目立つようになりました。
 今、子どもたち一人ひとりに目を向け、寄り添うことが求められています。
 「児童・生徒一人一人に寄り添うこと」
 「個に応じたきめ細やかな学習指導」
 「感染拡大防止」
 これらの観点から、少人数学級の早期実現を要望します。

                請願事項
1.国や京都府に対して、安心・安全な少人数学級を早期に実現するように求めてください。
2.宇治市の小中学校において、すみやかに1学級35人以下を実現して下さい。

令和2年12月定例会(R3.1.13)においてhttps://youtu.be/2–dF-ZdSHo?t=1433も、
佐々木議員の質問でも、教育委員会からあった応答と、基本同様ではありました。
宇治市内の全小学校全学級を35人学級にした際、
教室数は足りる。加配教員に担任をしてもらえば、教員数も足りる。
ただ、一度に全小学校全学級を少人数学級にしてしまうと、
今やっている個に応じた少人数指導ができなくなる可能性がある。

京都府では、国に先だって、府教委の方針ですでに2年生も35人学級になっていて、
宇治市教委としても少人数学級の推進要望は国や府にこれまでも求めてきたし、
これからも求めるつもりだということです。
京都府から加配を増やしてくれたならやろうかな、という感じのようです。

当然、進めるにあたっては、議論も調整も相当に必要かとは思います。が、
児童間の距離の問題、学習やメンタルのフォロー、コロナ禍においてさらに多忙な教師の負担軽減、
ひとりひとりに目がゆきとどく教育環境として、少人数学級の早期実現は好ましいはず。
取り組もうとしたところで思ったよりスムーズに進まないことはあったとしても、
反対する必要はないのではと思ったのですが、どうなんでしょうか。

40人学級だと、児童同士の距離はどうしても
十分にとれないのが実状のようです。
教室めいいっぱいにイスと机を並べて、
児童の鼻先から鼻先の距離がやっと105㎝。
身幅も合わせると児童間の距離も狭くなり、机と机の間も、狭いのが分かります。
高学年になるほど、狭くなります
教室には、イスと机の他に置かれてるものもありますし、さらに狭くなってしまいます。
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